内科・糖尿病内科
糖尿病はインスリン作用の不足により血糖値が上昇する病気です。血糖値が高い状態が長く続けば、動脈硬化が進み様々な合併症(主に血管の病気)を引き起こします。
糖尿病を治療する目的は血糖値やHbA1cなどの数字を下げることではなく、合併症の発症・進行の予防です。そのためには血液検査のみでなく、定期的な合併症の評価も大切です。尿検査、心電図やABI(動脈硬化の検査)などの検査を定期的に行うことが重要です。また糖尿病をお持ちの方は内科のみならず、眼科や歯科での合併症の評価も重要です。
そして、患者様がご自身の病気に対する理解を深めることも大切です。一緒に検査の結果を見ながら、病気の理解を深めていただけると幸いです。
糖尿病は多くの疾患の原因となるため、当院では糖尿病に限らず、内科全般の診療をしています。
在宅医療
当院では通院が困難な方を対象に半径16キロメートル以内の方の訪問診療も行っております。24時間・365日体制で連絡を受け、往診や救急搬送などを判断・対応を行います。
訪問診療や往診にかかる交通費は、当院が負担いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
当院で可能な検査
- 血液検査
- 尿検査
- 心電図
- ホルター心電図(24時間心電図)
- レントゲン
- ABI(動脈硬化)
- 簡易ポリソノグラフィー(睡眠時無呼吸症候群の検査)
- 75gOGTT(75g経口糖負荷試験)
※75gOGTT検査は10時間から14時間の絶食の後、空腹のまま行います。午前9時くらいに行うのがよいとされています。まず空腹の状態で採血、その後トレーランG (75gのブドウ糖を水に溶かしたものに相当) を5分以内で飲み、30分後、1時間後、2時間後に採血し血糖値と血中インスリン値を測定します。
※血液検査の結果は1週間ほどで出ます。